医療・食品ブログ

はじめまして、医療関係者のシンイチと申します。当ブログでは医療・食品をメインに書いていきたいと思います。

危険な遺伝子組み換え食品

こんにちは、シンイチです。

第5回目は、
遺伝子組み換え(GM)食品について書いてい
こうと思います。

日本ではトウモロコシや大豆などの作物の自給率が少なく、多くの遺伝子組み換え作物(GMO)が諸外国から輸入されています。

2018年現在、日本で食品として安全性が認められ使用されているGMOは、

トウモロコシ、菜種、綿、大豆、パパイヤ、
テンサイ、ジャガイモ、アルファルファ

の8種類になります。

また、特に輸入が多いのが、トウモロコシ、菜種、大豆、綿の4種類で、

輸入率は、
トウモロコシで89%、菜種で89%、
大豆94%、綿90%、になります。

GMOとは、そもそも何か?

というと、

土壌中にはアグロバクテリウムという微生物がいるのですが、

この微生物はラウンドアップ(グリホサート)などの除草剤に対して
影響を受けない(耐性)酵素を持っています。

また、アグロバクテリウムは、植物細胞に感染して、形質転換する性質を持っています。

その性質を利用して、トウモロコシや大豆などの作物の遺伝子に除草剤に対する耐性をもたせます。

すると、農業において、作物は除草剤に耐性があるので、雑草だけを効率的に取り除くことができます。

なんだ、じゃあ良いこと尽くしやん、て、
そうは問屋がおろしまへん。

日本では、GMOに関して安全性が認められているとされていますが、本当にそうでしょうか?

GMOの輸入が始まったのは1996年からで、
本格的にGMOが日本に溢れるようになってから、まだ20年とたっていません。

このGMOの特許をもつのは外資系企業のモンサント(現バイエル)です。

また、このモンサント筆頭株主ロックフェラー財団ゲイツ財団になります。

ラウンドアップなどの除草剤や化学肥料は石油から製造されているので、
医薬品と同様、農業も石油業界と関係しています。

The Lancetの学術記事では、
1998年にイギリスのローウェット研究所で、
GMOの安全性についての実験を行いましたが、「GMOは安全ではない」という結果になっています。

実験内容としては、
スノードロップの根にあるレクチンという毒素をつくる遺伝子をジャガイモに組み込み、
ラットのグループに食べさせるというものです。

すると、通常のジャガイモを食べたグループや、ジャガイモとレクチンを混ぜたものを食べたグループでは、異常は起きませんでしたが、レクチンを組み込んだジャガイモを食べたグループでは、脳や肝臓、生殖器、免疫系に多大な損傷が引き起こされました。

また、デイリーメールより
2012年にフランスのカーン大学の研究チームが
2年間、200匹のラ ットに遺伝子組み換えとう
もろこしを与えた実験を行っています。

実験の結果としては、
雌のラットでは対照群に対し5〜8割に乳がんなどの腫瘍ができ、
雄のラットでは、肝臓と腎臓に障害がおきまし
た。


f:id:sinichi1990:20181113164213j:plain



フランス議会は2014年にGMコーンの栽培を禁止しています。

モンサントは、利益相反のない第三者機関への種子の提供を拒んでいるため、
安全性の有無はその企業(モンサント)に委ね
ている状態です。

アメリカ農務省が行った安全テストはわずか30日間という期間であり、
EU食品安全機関が行った安全テストもわずか90日間と短期間で、
人が長期的に摂取することによる影響はわかっていません。

日本はそのような安全性が確立していない遺伝子組み換え作物を大量に輸入し、
油や飲料、スナック菓子など様々な食品に加工され、僕たちの体に入ってきます。

いわゆる人体実験と変わりありません。

次回は引き続き遺伝子組み換え食品について書きたいと思います。