医療・食品ブログ

はじめまして、医療関係者のシンイチと申します。当ブログでは医療・食品をメインに書いていきたいと思います。

人工甘味料(アスパルテーム)の危険性

こんにちは、シンイチです。

第7回目は、
人工甘味料アスパルテーム)について書いて
いこうと思います。


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アスパルテームは日本の味の素が開発し、1983年から使用されています。
しかし、もとはアメリカのサール薬品が開発したもので、1985年にモンサントに買収されています。

砂糖やシロップよりコストが安く、ショ糖の200倍の甘味をもつため、
日本でもチューイングガムや飲料水、スナック
菓子など多くの食品に使用されています。

アスパルテームの成分の50%は、フェニルアラニンというアミノ酸ですが、
これは遺伝子組み換えのDP‐No株(大腸菌)から作られています。

また、アスパルテームの成分の40%は、アスパラギン酸というアミノ酸ですが、これは石油から作られています。

そのため、アスパルテームも遺伝子組み換え由来となります。

フェニルアラニンドーパミンノルアドレナリンなどの興奮系の神経伝達物質の前駆体となり、過剰摂取により、発達障害精神遅滞、痙攣、抑うつ、頭痛などの症状が現れます。

また、先天的にフェニルアラニン代謝できないフェニルケトン尿症という疾患があるのですが、こちらもフェニルアラニンが過剰になるため、やはり同じ症状が現れます。

アスパラギン酸も同様に、興奮系神経伝達物質の前駆体となります。

FDAでは、
アスパルテームの大部分は分解されずに体外に排泄されるため安全であるとしていますが、
頭痛や痙攣、うつ病など、副作用報告は1万件
以上にのぼります。

the American Journal of Clinical Nutritionの学術記事では、
妊娠中に人工甘味料入りの飲料を一日4缶以上摂取すると、早産のリスクが78%上昇する
と言われています。

また、clinical Journal of the Amerikcan Society of Nephrologyの学術記事では、
人工甘味料入りの飲料を一日2杯以上摂取すると、11年間で腎機能が30%低下するリスクが
上がると言われています。

企業は国民の健康ではなく利益を重視しているため、
消費者側が気をつけていく必要があります。