医療・食品ブログ

はじめまして、医療関係者のシンイチと申します。当ブログでは医療・食品をメインに書いていきたいと思います。

近代医療と医薬品の真実


みなさん、はじめまして。

医療関係者のシンイチと申します。

このブログでは、主に医療と食品について書いていきたいと思います。


内容としては、

どちらかというと良い面ではなくて、

世間ではあまり語られることがない闇の部分がメインになります。笑


僕自身、医療関係者ということもあるんですが、結構色々病気をしていて、
そういった実体験も踏まえてみなさんにお伝えしていけたらいいなと思います。


(当ブログでは、医学文献や種々の書籍を参考にしており、自身の臨床経験や病気の経験をもとにしています)


今回は第一回目ということで、
近代医療と医薬品についてお話していきたいと思います。


皆さんは、医療についてどういったイメージをお持ちですか?

たいていの場合は、

病気とかケガをしたときに病院に行くと思うのですが、
じゃあ病院へ行けば治るのか、というと、実はそうでない場合のほうが多いです。


例えば、風邪を引いたときは病院で風邪薬をもらうと思います。
薬としては、抗生剤、解熱剤、去痰薬、咳止め薬、などがあります。


しかしこうした薬は症状は和らげますが、

治療という意味では逆の効果を示します。


風邪はウイルス性の感染症なので、まず細菌に効く抗生剤は無効です。
これはあくまで二次感染予防ですね。
熱がある場合はそれは免疫系が働いて体温を上げているので、

それを解熱剤で下げると治りが悪くなります。
咳や痰、鼻水も同様に、体の中の病原体を体外に排出しようとする反応なので、
薬でこの働きを止めるとやはり治りが悪くなります。


じゃあどうすればいいかというと、

何もせずに家で安静にしていたらいいです。


それで治ります。


人間には本来自然治癒力というものが備わっているので、

大抵の病気というのはこれで治すことができます。


風邪を例にしてお話しましたが、

ほとんどの疾患に同じことが言えます。


それは薬自体が本来根本治療を目的に作られているのではなくて、

あくまで対症療法だからです。

近代医療では、

外傷や一部の感染症以外の慢性病に対して一切効果がありません。


慢性病は病院では治せないんです。


そもそも近代医療は、石油業界と密接に関係していて、

ほとんどの医薬品というのは
石油から作られる化学合成薬になります。


ただ、だから「石油が体に悪い」とは一概には言えないです。

(コールタールは発ガン性があります)


例えば非ステロイド系の消炎鎮痛剤であるアスピリンという薬があるんですが、
これは石油からベンゼン(フェノール)になって、

それをサリチル酸に変えて、

そのあとアセチル化をしてアセチルサリチル酸アスピリン)にしているんですが、

物質的には石油とはまったく別物になります。


医薬品は植物から抽出することもできるので、構造的には鉱物と同じであったり、似ていたりします。


じゃあ一体なにがダメなのか。


それは人間の体の構造上、「薬を使うべきではない」という理由になります。


痛み止めの薬を例にするとわかりやすいです。
痛み止めとしてリリカやオピオイド系のトラムセットなどは飲まれている方も多いと思うのですが、

これは一般的な消炎鎮痛剤とちがい、

中枢神経へ直接作用して痛みの信号を遮断するタイプの薬になります。


これは精神薬と似たような作用があって、
単に痛みを消してくれるなら魔法の薬なんですが、

そんな都合のいい薬が存在するわけもなく、

使い続けることによって弊害が生まれます。


人には本来防御機構が備わっていて、

これによって恒常性を保っていますが、
薬に対してもそれは例外ではありません。


体は痛みの箇所を伝えたい。

しかしそれを薬で遮断しようとすると、
中枢神経のシナプスが変性をおこして、

耐性をもつようになります。


シナプスでは神経伝達物質を使って電気信号の情報を他の神経へ伝える働きがあります。 


薬剤耐性の原理としては、

人間の体は薬剤に対して抵抗しようとする働きがあるのですが、
薬剤が神経伝達物質を増やして薬効を示す場合は、

シナプスではその神経伝達物質が結合する受容体を少なくして電気信号を伝えにくくするよう抵抗をします。

薬を飲み続けると、

シナプスは変性したままになり、

飲んでいる時が普通の状態になりますが、
ここで薬を中断すると神経伝達物質が不足して離脱症状や、場合によっては医薬添付文書に載っていないような禁断症状があらわれることがあります。


また、薬を飲み続けていても、

この状態になるとどんどん耐性があらわれて、薬の用量が増えていったり、
多剤併用をして誤魔化していくことになります。


そうなると、もう薬を飲んでいても苦しい状態になって、はじめて怖い薬だとわかります。


リリカやトラムセットは精神薬と同じで安易に飲むべき薬ではないです。


リスクを知ったうえで、ベネフィットと天秤にかけて決める必要があります。


体の構造上、こうした医薬品による対症療法ではなくて、人間の自然治癒力を高めて治療をしていく医療というものが大事になります。


それに関してはこれから少しずつ書いていこうと思います。


それではまた次回お会いしましょう。